県内4選挙区で12人が争う衆議院議員選挙。MBCのインターネットの調査と取材をもとに、終盤戦の情勢調査を行いました。
MBCでは22日と23日、有権者に対しインターネット調査を行い、独自取材を加味して選挙戦終盤の情勢を分析しました。
選挙区ごとにみると、鹿児島1区では、立憲民主党比例九州前職の川内博史さんがやや先行しているとみられます。
自民党前職の宮路拓馬さんは与党の支持を少しずつ広げながら川内さんと激しく競り合い、これを参政党新人の昇拓真さんが追っています。
鹿児島2区は、無所属前職の三反園訓さんが与野党の支持層に浸透を図りながら先行しているとみられ、自民党比例九州前職の保岡宏武さんとの差を広げつつあるとみられます。
この2人を日本維新の会新人の辻健太郎さん、共産党新人の松崎真琴さん、参政党新人の矢竹ゆかりさんが追う展開となっています。
鹿児島3区は、立憲民主党前職の野間健さんが立憲の支持層を固めてリードし、自民党比例九州前職の小里泰弘さんとの差を広げつつあるとみられます。
鹿児島4区は、自民党前職の森山裕さんがリードし、社民党新人の山内光典さんは野党支持層への浸透を図りながら追っているとみられます。
ただ、いずれの選挙区も回答者の2割から3割ほどが投票先を「まだ決めていない」としていて、今後、情勢が大きく変わる可能性があります。