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【台風情報】台風21号 北上のおそれ 気象庁の予想詳しく【30日(水)までの雨・風シミュレーション】

MBC南日本放送 2024年10月25日 15時39分

台風21号発生 29日ごろから北よりに

気象庁によると、25日(金)午前6時マリアナ諸島で大型の台風21号が発生しました。台風21号は、はじめ西寄りに進む予想ですが、29日(火)ごろから北よりに進路を変える見込みです。30日(水)午前9時には、沖縄県那覇市の南およそ650kmを中心とする予報円に達し、中心気圧は970ヘクトパスカル、中最大瞬間風速は50mで、強い勢力となってさらに北上するおそれがあります。
30日までの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。

気象庁の予測では、台風21号は、26日0時にはマリアナ諸島にあって、1時間に35キロの速さで西北西に向かうとみられています。中心気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20m、最大瞬間風速は30mと予想されています。

26日12時には、フィリピンの東を1時間に35キロの速さで西北西に向かうとみられています。中心気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20m、最大瞬間風速は30mと予想されています。

27日9時には、フィリピンの東を1時間に25キロの速さで西に進み、中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23m、最大瞬間風速は35mと予想されています。

28日9時には、フィリピンの東を1時間に15キロの速さで西に向かい、中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30m、最大瞬間風速は40mと予想されています。

29日9時にはフィリピンの東を1時間に10キロの速さで西北西に進み、次第に進路を北よりに変える見込みです。中心気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30m、最大瞬間風速は40mと予想されています。

30日9時には強い台風に発達し、沖縄の南に進む予想です。進路を北よりに変え、1時間に10キロの速さで北北西に向かう予想です。中心気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35m、最大瞬間風速は50mです。

30日以降の進路は?

週間天気図(週間アンサンブル予報)では、30日からあとも北寄りに進む可能性があり、31日(木)には台風と考えられる『L』マークが沖縄付近に予想されています。進路に注意が必要です。

台風が遠くても大雨に警戒

来週にかけて日本付近には前線が停滞しそうです。台風21号から暖かく湿った空気が流れ込んで前線の活動が活発化し、来週の日本は雨のところが多くなる見込みです。【前線+台風】の組み合わせは、過去に災害級の大雨を多数引き起こしているため、台風が離れていても大雨に警戒が必要です。

30日(水)までの雨・風シミュレーション

26日(土)~30日(水)雨・風のシュミレーションは画像で掲載しています。

26日(土)から27日(日)にかけて、九州、四国、近畿の太平洋側で弱い雨が予想されている時間帯があります。

28日(月)から29日(火)にかけては、前線の影響もあり、西日本から東日本の広い範囲で雨となりそうです。九州、中国地方、四国、近畿、東海などは局地的に発達した雨雲がかかる時間帯もありそうです。

30日(水)には、沖縄の南に台風21号の発達した雨雲があり、外側の雨雲が沖縄などにかかる予想です。九州でも強い風が予想されています。

今後の台風情報に注意してください。

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