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台風21号北上 今後の雨は?気象予報士解説

MBC南日本放送 2024年10月31日 19時37分

強い台風21号は、台湾付近を北よりに進んでいます。今後の進路や県内への影響など気象予報士の解説です。

強い台風21号は、31日午後6時ごろ台湾付近にあります。

中心気圧は970ヘクトパスカル、最大風速は40メートルで、1時間に30キロの速さで北寄りに進んでいます。

この後の進路は、台湾を通過して弱まっていく予想です。また、11月1日から2日にかけても勢力を弱めながら東シナ海を北上するでしょう。

2日午後3時には、九州の西で温帯低気圧に変わる予想です。ただ、温帯低気圧に変わっても大雨に注意が必要です。

1日、朝9時の予想天気図では、前線は奄美地方から種子島・屋久島地方付近に北上してくる予想です。1日は薩摩、大隅、種子島・屋久島地方を中心に雨で、急な強い雨や落雷、突風に注意してください。

そして、2日朝9時の予想天気図では、台風から変わった低気圧はこちら前線に取り込まれる予想です。元台風ということで、暖かく湿った空気をたっぷりと持っています。この暖かく湿った空気が前線に向かって流れ込むため、大気の状態が非常に不安定になりそうです。薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では大雨となるおそれがあります。

雨と風の予想では、雨雲が南から北にだんだん広がってきます。1日から2日にかけては薩摩、大隅、種子島・屋久島地方を中心に雨で、特に2日は薩摩、大隅地方で雨が強まるおそれがあります。

2日午後3時からは、雨雲は次第に東に遠ざかっていきます。3日になると雨は止んで、天気は回復に向かいそうです。

1日と3連休の天気を見てみましょう。こちら2日は鹿児島市では、おはら祭夜まつりがありますが、雨対策が必要になりそうです。3日と4日は県内各地へ晴れ間が広がるでしょう。

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