きょう11月5日は、国が定めた「津波防災の日」です。鹿児島市役所では地震が発生して大津波警報が発表されたという想定で訓練がありました。
訓練は鹿児島市で最大震度7の地震が発生し、県西部に大津波警報が出されたという想定でありました。
海抜4メートルにある鹿児島市役所では「緊急地震速報」のアナウンスが流れると、職員らはすぐに机の下に入るなど身を守る行動をとり、津波を避けるために非常階段を使って1階から3階へ避難する手順を確認しました。
また、FMラジオを使って避難情報などを迅速に伝える「臨時災害放送局」を市役所の中に設置する訓練もありました。
(鹿児島シティエフエム 徳永文子さん)
「帰宅が困難な人や身の危険を感じた人はすみやかに避難をお願いします」
(鹿児島市危機管理課 脇田浩任課長)
「地震が発生した時には自分の身を守ってほしい」
「津波に備えてどこに避難するべきか考えて、すぐに行動に移してもらいたい」
市の危機管理課では、今後も訓練を繰り返しながら「災害の時に備えていきたい」としています。