城山ホテル鹿児島で6日、若手料理人が腕を競う料理コンペティションが開かれました。和・洋・中、様々なジャンルの中で若手ナンバーワンに輝いたのは?
城山ホテル鹿児島で開かれた「料理コンペティションU-29登竜門」。若手料理人の創作意欲の向上につなげようと毎年開かれ、今年で4回目です。今回は59人いる29歳までの若手料理人の中から、精鋭11人が出場。調理部門と製菓・製パン部門で、腕を競いました。
(記者)「会場にはいい香りが漂っています。制限時間1時間の中、どんな料理が出来上がるのでしょうか」
調理部門のお題は、「桜島どりを使ったメニュー」。制限時間1時間で16人分の料理を仕上げます。
審査項目は味やアイデアのほか、調理技術、衛生管理などが対象です。緊張感が漂う中、最優秀賞に輝いたのは…小原賢汰さん、22歳。
ポピーシード=ケシの実を纏わせた桜島どりのむね肉を揚げ焼きし、トマトベースのソースを合わせました。華やかな盛り付けには、甘栗のチップスも使用。初出場で最優秀賞を受賞しました。
(小原賢汰さん)「緊張しました。しっかりできたのでよかった。お客様に素晴らしい料理が提供できるように頑張っていきたい」
4人で競った製菓・製パン部門の最優秀賞は、22歳の有村奈々さん。キャラメルで煮た小さなリンゴをパイでサンドした「Mille feuille de pommes」を作り、2年連続で最優秀賞に輝きました。
(最優秀賞 有村奈々さん)「生菓子で勝負したかったので頑張った。みんなが幸せに笑顔になれるようなケーキをこれからも作りたい」
城山ホテル鹿児島は、来年もコンペティションを開催し、若手料理人の育成につなげていきたいとしています。