ツルの越冬地である出水市の荒崎地区で野鳥のねぐらの水から高病原性鳥インフルエンザが検出されました。県内で今シーズン初の高病原性ウイルスの確認です。
これは今月4日に出水市荒崎地区で採取した野鳥のねぐらの水を鹿児島大学で検査し、8日高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたものです。
今シーズン県内で高病原性のウイルスが検出されたのは初めてで、全国では疑いも含め、あわせて25件です。
8日の高病原性ウイルスの検出を受けて県では午後4時から対策本部会議を開き対応を検討するとともに、ねぐらの水を採取した場所の周辺10キロ圏内を国が野鳥監視重点区域に指定することに伴い野鳥の監視を強化します。