高校生ラガーマンの聖地・花園出場を目指す、全国高校ラグビー鹿児島県予選は、10日に決勝が行われ、大接戦のすえ鹿児島実業が優勝。2年連続の花園出場を決めました。
決勝は、ここ10年間で6度目となる「鹿児島実業」対「鹿児島工業」。試合は前半1分、相手キックをチャージした鹿実の原口がそのままトライ。先制を許した工業ですが、前半7分、16分と連続トライを奪い、逆転します。
試合はその後、互いに点を取り合い終盤へ。工業1点リードで迎えた、後半22分。鹿実はマイボールスクラムからスクラムハーフ大田が自ら持ち込みトライ。土壇場で逆転に成功します。
追いかける工業はゴール前に何度も迫りますが、最後まで鹿実の守りを崩せず。鹿児島実業が24対18で勝ち、2年連続23回目の花園出場を決めました。
(鹿児島実業 小嶋悠照キャプテン)「苦しい時間もあったが、後半盛り上げて気持ちで勝てたのでよかった。目標は花園で年越しなので、歴史を変えられるよう頑張りたい」
全国大会は来月27日に大阪・花園ラグビー場で開幕します。