鹿児島市内の温泉施設の脱衣所で入浴中の男性の財布を盗んだとして、鹿児島市内の17歳の少年2人が逮捕されました。2人は同じ温泉施設で、同様の犯行をしたとして、先月、逮捕されていました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、いずれも鹿児島市に住む解体作業員の少年(17)と男子高校生(17)です。
鹿児島南警察署によりますと、2人は共謀して、8月24日午前0時ごろ、鹿児島市内の温泉施設の脱衣所で、市内に住む10代男性の現金およそ6000円などが入った財布(時価2000円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
男性は当時、入浴中で、財布を鍵のついていないロッカーに入れていました。
2人は友人同士で、被害男性と面識はなかったということです。警察は防犯カメラの分析などから2人を特定したということで取り調べに対し、「協力して財布を盗んだ。金が欲しかった」などと容疑を認めているということです。
2人は9月、同じ温泉施設の脱衣所で、入浴客の現金およそ10万円の入った財布を盗んだとして、先月逮捕されていました。警察が役割分担や余罪などを調べています。