十島村の諏訪之瀬島では16日昼前から連続噴火が2時間余り継続しました。また噴煙は1500メートルの高さまで上りました。
16日午前11時27分に諏訪之瀬島で爆発が起き、連続噴火の状態が2時間余り継続しました。噴煙は午前11時57分に1100メートルの高さまで上がりました。連続噴火停止後も諏訪之瀬島では午後4時19分に爆発が起き、噴煙が1500メートルの高さまで上がりました。
諏訪之瀬島では16日、噴火は4回観測され、火山性地震は午後4時までに21回、また火山性微動は3回観測されています。
諏訪之瀬島では噴火警戒レベル2の火口周辺規制が継続しており、気象庁は現在の噴火活動はそのレベル2の活動の範囲内としています。
気象庁は火口からおおむね1.5キロの範囲で、弾道を描いて飛ぶ大きな噴石に警戒を呼びかけています。