鹿児島港本港区エリアのまちづくりを考える懇談会が、鹿児島市で開かれました。民間事業者からアイデアを募り話し合う調査を始めたことなどが報告されました。
県は、本港区を北ふ頭、南ふ頭、桜島フェリーターミナルなど8つのエリアに分け、民間の力を活用してまちづくりを進める方針です。
3回目となった19日の懇談会では、県が体育館を整備するドルフィンポート跡地と、サンロイヤルホテルが移転を目指す15番街区を除く6つのエリアについて、県がアイデアを募り話し合う調査を始めたことなどが報告されました。
都市開発に携わる企業など、県内外の18事業者からよせられたアイデアについて、県と事業者が今月末まで話し合います。
(県本港区まちづくり推進室 冨宿浩嗣室長)「事業者のみなさんからは非常に意欲のある提案をいただいている。民間のみなさまの力を借りて、本港区エリアの開発をしていきたい」
県は、寄せられたアイデアを参考に事業化に向けてとりまとめ、来年2月に公表することにしています。