防衛省は、鹿児島県さつま町で検討している自衛隊の弾薬庫整備に向け、19日から現地で自然環境の調査を始めました。
防衛省は、さつま町にある標高およそ650メートルの中岳に自衛隊の弾薬庫の整備を検討しています。
九州防衛局は今年6月から、地形や地盤が整備に適しているかどうかの測量調査を進めていて、19日から中岳周辺に生息する動植物や水源などの調査が始まりました。
中岳周辺では19日朝から調査員がカメラを手に、山や沢などの状況を確認する様子が見られました。
一連の調査は2026年3月15日まで行われ、防衛省はその結果をもとに弾薬庫の整備などを検討するとしています。弾薬庫が整備されれば、60人ほどの隊員が配置される見込みです。