屋久島町の口永良部島で火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性が低くなったとして気象庁は午前11時に口永良部島の噴火警戒レベルを2から1の「活火山であることに留意」に引き下げました。
口永良部島では、火山性地震が減少しており、その他の観測データにも特段の変化は認められず、気象庁は口永良部島の火山活動は低下しており、新岳及び古岳の火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性は低くなったとしています。
これを受けて口永良部島の噴火警戒レベルを2の「火口周辺規制」から1の「活火山であることに留意」に引き下げました。
気象庁は口永良部島が活火山であることから、新岳及び古岳の火口内では、火山灰が噴出する可能性があり、新岳西側割れ目などの地熱域では、高温の噴気や火山ガスなどに注意するよう呼びかけています。