鹿児島県は20日、県職員の給与引き上げなどを盛り込んだ総額112億円余りの一般会計補正予算案を発表しました。
県の補正予算案112億円の主な内訳です。
県人事委員会から引き上げ勧告を受けたことに伴う県職員の給与改定により、給料や期末手当、勤勉手当などにおよそ71億円が計上されました。給与の改定は、ことし4月にさかのぼって適用します。
また、8月に薩摩川内市付近に上陸した台風10号などによる災害の復旧対策として、およそ33億6千万円が計上されました。
主なところでは、河川の復旧に15億3千万円、道路の復旧に4億8千万円、指宿市にある水産技術開発センターの復旧に3億3千万円が計上されています。
この補正予算案は、今月28日に開会する県議会に提案されます。