日置市は、教育施設の修繕費用104万円が未払いになっていたとして、60歳の職員を懲戒処分にしました。
20日付で3か月間、10分の1の減給懲戒処分を受けたのは、日置市の教育委員会に勤務する60歳の参事補兼係長です。
日置市によりますと、この職員は2019年度から昨年度にかけ、市内の教育施設で行った水道の蛇口の修繕など13件の支払いを怠り、あわせて104万4263円を業者に支払っていませんでした。
13件とも業者から見積書や請求書が出されていなかったことを上司に報告しておらず、市の聞き取りに対して「法令を順守する意識が希薄だった。迷惑をかけて申し訳ない」と話しているということです。
市は管理監督責任があるとして、職員の上司3人を厳重注意としました。市は「議会での手続きを経て速やかに支払いを済ませたい」としています。