フランスのボージョレ地区で作られる新酒ワイン「ボージョレ・ヌーボー」が21日午前0時に解禁され、県内でも販売が始まりました。
ボージョレ・ヌーボーはフランスのボージョレ地区でその年に収穫されたブドウを使った新酒ワインです。毎年11月の第3木曜日が解禁日で暦の関係で近年では一番遅いと言われる21日に解禁しました。
(記者)「山形屋の地下、和洋酒コーナーに入るとずらりと並ぶのはきょう解禁のボージョレ・ヌーボー」
店頭には1600円から7500円ほどの25種類が並びます。今年は、例年より雨が多くブドウが少なかったため、価格が、去年と比べると平均で1割高くなっていますが、円安の影響はあまりないということです。
(山形屋・食品統括部 田畑弥生係長)「ボージョレらしいボージョレが出来ている、おだやかな酸味でとても飲みやすい、フレッシュでフルーティーなボージョレになっている」
訪れた人たちは解禁したばかりの今年の味を買い求めていました。
(買った客)「妻から買っておいでと言われて一番に来た」「(これから)チーズとかいろいろ見てこようかと、北海道展もある」
山形屋では1050本仕入れましたが、すでに630本の予約が入っていて12月初旬ごろには完売する見込みだということです。