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ハンバーガー、カクテル、小籠包まで全て真っ黒 「かごし魔」黒メニューを渋谷で味わう

MBC南日本放送 2024年11月21日 19時58分

ハンバーガーや小籠包。真っ黒なメニューの数々。鹿児島の黒牛や黒豚を使うなど、食材も黒にこだわっています。

黒をキーワードに鹿児島の食を楽しんでもらおうというイベント、「かごし魔ブラックフライデー」が今月、東京で開かれています。

真っ黒なバンズにさつま揚げや桜島大根の酢漬けをはさんだその名も「BLACK【かごし魔】HAMBURGER」。値段は「いいくろ」にちなんで1196円(税込)です。

トゲトゲの奇妙な形をしたグラスに注がれているのはアマミノクロウサギをイメージしたという、黒糖焼酎を使ったビールテイストのカクテル。こちらも「くろ」にちなんで960円(税込)です。

再開発が進む東京・渋谷に今年7月に全面オープンした高層の複合施設「Shibuya Sakura Stage」。その4階にある9つの飲食店で今月、鹿児島市が主催する「かごし魔ブラックフライデー」が開かれています。

11月の第4金曜日に大規模なセール「ブラックフライデー」が行われるのにちなんで、黒をキーワードに鹿児島の食をPRしようというもので、9つ店舗でそれぞれ、見た目、食材、価格まで全て黒にこだわったオリジナルの鹿児島の黒い料理が提供されています。

(鹿児島市東京事務所 脇謙太朗主査)
「情報の発信拠点・渋谷から様々な方に情報を発信して頂きたいと思い、悪魔は黒のイメージがあることから『かごし魔』を使わせてもらっている」

「鹿児島のおもしろさ、おいしい食材があることを、皆さんに情報発信していただければ」

点心を中心とした中華料理を提供する店では…。

Q.真っ黒いのを入れているがこれは?
「黒焼き小籠包。ブラックフライデーにちなんで、肉は鹿児島の黒豚を使用して、外側の皮は竹炭を混ぜた皮」

蒸し焼きにしたらネギや糸唐辛子を散らして完成。皮に竹炭を混ぜることで空気の含有量が増え、通常の小籠包に比べてふわりとした触感が楽しめると言います。

ベトナム料理のフォーを提供する店では…。

国産米を使ったこだわりの麺をゆでて入れたのは黒いスープ。

「鹿児島県産の黒ゴマがたっぷり入っていて、あとは豚みそ。鶴翔高校の3年A組シリーズの豚みそが隠し味」

(記者)「それでは鹿児島の食材を使ったこだわりの黒メニューを頂きます。フォーというとあっさりしたイメージですが、黒ゴマと絡まりあってとても濃厚な味わい。とてもおいしい」

9店舗で出される鹿児島の黒メニューはいずれもピザやスパイス料理などそれぞれ店の特徴を生かした逸品ぞろいです。また、ホール席でお通しとして出されているのは、「珍々豆」と、細部まで鹿児島尽くしです。

(SHIBUYA BREWEWRY 桑原宏幸執行役員)
「反響もすごくいい。渋谷の新しいスポット、鹿児島とコラボレーションしてお互いの認知度が上がれば」

「鹿児島は豚も有名で牛も有名、海産物も含めていろんなものがあるので、またこれからも鹿児島をPRできるように頑張っていきたい」

黒にこだわって鹿児島の食の魅力をPRする「かごし魔ブラックフライデー」は、今月30日まで「Shibuya Sakura Stage」で開かれています。

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