徳之島の伊仙町で20日、保育士の女性が自宅で血を流し死亡していたのが見つかった事件で、警察は殺人事件と断定し捜査を続けています。
警察や消防によりますと、20日の午後6時過ぎ、「妻が倒れている。出血して切り傷が見られる」と119番通報がありました。
警察が現場にかけつけた際、伊仙町佐弁の自宅で保育士・菊池房子さん(55)が死亡していて、体には鋭利なものによる傷があったということです。関係者によりますと傷は首に複数ありました。
近所の住民などによりますと菊池さんは夫と2人暮らしでした。
警察は殺人事件と断定し、徳之島警察署に22日、捜査本部を設置しました。町内の小学校では保護者が車などで出迎える様子が見られました。
(小学生の保護者)「殺人という言葉が子どもたちのなかで。これ(迎え)がいつまで続くか分からないけれど、早く解決して安全な生活が送れるようになってもらいたい」
警察によりますと、菊池さんの死因は出血性ショックだということです。