海上自衛隊鹿屋航空基地は、訓練で飛行したヘリコプターが部品の一部を紛失したと発表しました。
鹿屋航空基地によりますと、22日午後1時ごろ基地に着陸した練習機ヘリ「TH-135」を点検したところ、機体後方上部にある衝突防止用ライトのカバーがなくなっていたということです。
ヘリは訓練のため、22日午前11時半ごろ鹿屋航空基地を離陸し、東串良町、大崎町、志布志市を経由して経路を折り返し、基地に着陸したということで、飛行中にカバーが落下した可能性があるということです。
カバーはガラス製で直径、高さいずれも6.5センチ、重さはおよそ115グラムです。これまでに人や建物への被害は確認されていませんが、現時点でカバーは発見されておらず、海上自衛隊は飛行経路上の自治体に連絡したということです。
第211教育航空隊司令の城元一利2等海佐は、「周辺住民のみなさまにご心配をおかけして、申し訳ありません。再発防止に努める」とコメントしています。