黒牛の品質を競う品評会が25日、鹿児島市で開かれ、高校生が生産した牛も出品されました。
この南九州黒牛枝肉共励会は、食肉の生産や加工を行う鹿児島市のカミチクが毎年開いています。
今回は県内外から44頭が出品され、曽於市のヨシムラが生産性や肉質で評価され、グランドチャンピオン賞に選ばれました。
高校生の部には県内から過去最多の6つの高校が出品し、市来農芸高校が最高賞の金賞を受賞しました。
(市来農芸高校畜産部・根釜由空さん)
「学校も金賞受賞したので農家に負けないよう頑張りたい」
(カミチク上村昌平社長)
「(高校生が)自分たちの牛の枝肉だけではなく南九州のほかの肥育農家さんたちの枝肉を見ることによって育成の場にもなったと思っている」
高校生が出品した牛肉はカミチクが買い取り、子ども食堂に寄付されました。