11月25日から始まった「犯罪被害者週間」にあわせ、鹿児島市で啓発活動が行われました。
犯罪被害者週間は、11月25日から12月1日までで、犯罪の被害にあって苦しんでいる人や家族への支援について理解を深めてもらうため啓発活動が全国で行われます。
鹿児島中央駅前では、週間初日の25日、かごしま犯罪被害者支援センターと関係団体およそ30人がリーフレットなどを配り、犯罪被害者への支援を呼びかけました。
かごしま犯罪被害者支援センターへの相談件数は、昨年度が1371件で過去最多となりました。今年は9月末現在で811件で、性的な被害の相談が66%を占めています。
センターでは電話099-226-8341で相談を受けつけていて、「1人で悩まずに相談してほしい」と呼びかけています。(火~土 午前10時~午後4時・祝日除く)
かごしま犯罪被害者支援センター永家南州男事務局長
「安心して生活できる鹿児島県を目指して支援センターは被害者の支援活動をやっています。1人でも多くの方に被害者のことを分かって頂けたらと思います。」
27日午後1時半からは犯罪被害者支援フォーラムが鹿児島市のカクイックス交流センターで開かれ、殺人事件で娘の命を奪われた家族の講演などがおこなわれます。