自転車の交通事故をスタントマンが再現し、事故防止を呼びかける交通安全教室が鹿児島県肝付町の中学校で開かれました。
この交通安全教室は県警が協力し、JA共済連鹿児島などが肝付町の高山中学校で行ったものです。
1年から3年生までの生徒と教師らおよそ270人を前に、スタントマンがトラックに自転車が巻き込まれる状況や、スマートフォンをみながら自転車を運転し歩行者にぶつかるようすを再現すると、生徒たちは驚いた様子で見入っていました。
(生徒)「すごい恐い気持ちになって、ちゃんと自転車も加害者になることを思い出しながら、安全に乗っていきたい」
(生徒)「実際に見ることで、こんなにも危険なんだなと分かって、交通のマナーであったり道路の歩き方であったり、そういうことに生かしていきたい」
(JA鹿児島きもつき 畠中和文常務)「事故の恐さをスタントの方々に見せてもらったことで、交通安全に心がけた自転車の運転などしてもらいたい」
JA共済連鹿児島では、来年度以降も中学校や高校での交通安全教室を続けていくとしています。