29日の県内は、この時期としては強い寒気が流れ込み、山間部では雪が降ったところもありました。
さつま町と出水市にまたがる標高1000メートルの紫尾山の山頂付近では、未明から断続的に雪が降っていました。
29日の県内はこの時期としては強い寒気が流れ込み、29日朝の最低気温は、霧島市牧之原で5.7度、鹿屋市輝北と霧島市溝辺で6.2度まで下がりました。
鹿児島市でも29日朝は8.8度を観測するなど、県内あわせて8つの地点で今シーズン一番の冷え込みとなりました。
「冷たくてどうにもならない。冷蔵庫に入っているみたい」
霧島連山も29日は、うっすらと雪が積もり、雪化粧を見に訪れた人の姿もありました。
「(雪を見たのは)初めてです」
「思ったより寒い。こんな良いところがあってびっくり」
県道1号・小林えびの高原牧園線の新湯三差路と県境の間では、積雪や凍結のためチェーンなどのすべり止めが必要になっています。