暮らしの中での気づきやアイデアから生まれた発明品を集めた「県発明くふう展」が29日から鹿児島市で始まりました。
県発明協会が主催し今回で72回目を迎えた「県発明くふう展」は小中学生と社会人から合わせて44作品が寄せられました。
最高賞の県発明協会会長賞の児童生徒部門を受賞した、鹿児島市立原良小学校2年生川崎航平さんの「アクアポニックス」です。
下の水槽で魚を、上の水槽で野菜を育てる装置で魚のふんなどをポンプで上に送り、野菜栽培の栄養にしようという発明です。
一般部門は霧島市の自営業・川畑貴雄さんが発明した車につけるテントです。はね上げ式のバックドアに設置すれば簡単にテントが張れ、特許も取得しています。
(来場者)
「なるほどなと思った」
「アイデアのすばらしさと一生懸命さが伝わって、うれしい気持ちになった」
「県発明くふう展」は30日まで鹿児島市の黎明館で開かれています。