鹿児島空港で先月30日、日本航空の旅客機が着陸した際にタイヤがパンクしたトラブルで、機体のブレーキシステムに何らかの不具合があったと推定されることが分かりました。
着陸直後、タイヤ付近から白煙をあげながら走る旅客機。鹿児島空港事務所などによりますと、先月30日午後1時45分ごろ、羽田発鹿児島行きの日本航空機が鹿児島空港に着陸した際、機体右側のタイヤがパンクしました。
タイヤからは白煙が出ましたが火災などは発生せず、乗客乗員150人にけがはありませんでした。
原因について、日本航空は「ブレーキをかけたときにタイヤがロックされることを防ぐ『アンチロックブレーキシステム』に、なんらかの不具合があったと推定される」としていて、さらに調査を進めています。