来年1月に、女子は京都、男子は広島を舞台に全国都道府県駅伝が開催されます。鹿児島県代表選手の選考会が、今月1日、日置市でおこなわれました。
吹上浜公園陸上競技場の周回コース4キロで競う女子の高校・一般レース。全国高校駅伝出場を決めた神村学園と鹿児島高校の選手たちが集団を引っ張ります。
ラスト1キロで神村学園2年の堂園心花がスパートをかけ、2位以下を引き離し、そのままフィニッシュ。12分52秒で1位になりました。
(神村学園2年 堂園心花選手)「ここで自分の力を出したら後続を引き離せると頭に入れてレースをすることができた。鹿児島の方に恩返しできる走りがしたい」
一方、8キロで競う男子は、初の全国高校駅伝出場を決めた鹿児島工業勢を筆頭に、中盤まで接戦の展開に。
しかし、6キロ過ぎ、出水中央の松尾和真が飛び出すと、そのままトップを譲らず23分49秒でフィニッシュしました。
(出水中央高校3年 松尾和真選手)「まず出走を目標に掲げて、全国のレベルの高い人たちと戦えるようにこれから練習を積んでいきたい」
都道府県対抗駅伝のメンバーは、このレースの結果やこれまでの公式記録をもとに選考がおこなわれ、それぞれ来年1月に県代表として戦います。