借りていた重機を担保にして引き渡したとして、霧島市の会社役員の男が業務上横領の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、霧島市に住む土木関係の会社役員の男(66)です。
鹿児島南警察署によりますと、男は去年4月に、福岡県内の会社から借りていた油圧ショベル2台(1800万円相当)を担保に金を借りて、金の借入先に引き渡した横領の疑いが持たれています。
今年3月に被害会社の関係者から、「うちの重機が無断で転売されている」と警察に届け出があり、発覚しました。
警察は借入金の額や男の認否について、「捜査に支障がある」として明らかにしていません。警察は、借りた金の使い道や動機を調べています。