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新燃岳「通常に比べて火山性地震多い」注意呼びかけ続く

MBC南日本放送 2024年12月4日 11時57分

霧島連山の新燃岳で、火山性地震が多い状態が続いています。気象庁は火山活動がさらに高まれば、噴火警戒レベルを現在の1から、2の火口周辺規制に引き上げる可能性があるとして、今後の情報に注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、鹿児島と宮崎にまたがる霧島連山の新燃岳では、火口直下を震源とする火山性地震が増加していて、2日は39回、3日は86回観測されました。

新燃岳は1日に100回以上の火山性地震が観測された場合などに、噴火警戒レベルを「活火山であることに留意」の1から、「火口周辺規制」の2に引き上げることになっています。

4日は午前9時までに火山性地震は観測されていませんが、気象庁は「通常に比べて火山性地震が多い状態にある」とし、今後の情報に注意するよう呼びかけています。

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