徳之島の伊仙町で保育士の女性が自宅で血を流し死亡しているのが見つかった事件から2週間。周辺の住民からは不安の声が聞かれます。
この事件は、先月20日午後6時すぎ、徳之島の伊仙町佐弁で、保育士・菊池房子さん(55)が自宅で血を流し死亡しているのが見つかったものです。
鹿児島県警によりますと、死因は出血性ショックで、上半身には鋭利なものによってできた複数の傷があったということです。関係者によりますと、傷は首に複数ありました。
事件から2週間。県警はこれまでに延べおよそ680人を投入し、捜査を続けています。しかし、凶器など犯人に結びつく手がかりは見つかっていないということで、住民からは不安の声が聞かれます。
(住民)「毎日、夜は鍵を閉めて寝ている。早く(犯人が)捕まればいい」
(住民)「子どもたちのことや、いろいろ考えると早く解決してほしい」
県警は捜査員50人態勢で、現場検証や凶器の捜索、周辺の聞き込みを進めています。