イノシシやシカといった狩猟によって捕獲された野生動物の肉=ジビエをPRするイベントが鹿児島市で開かれました。
イベントでは、ジビエの処理加工の関係者らによるトークショーが行われたほか、精肉・加工商品を販売するブースが並びました。
会場では、ジビエのおいしさや栄養価の高さなどをPRしたほか、試食コーナーでは、シカ肉を使った八宝菜丼を振舞っていました。
(来場者)
「大好き。おいしい」
「なかなか鹿児島市内で置いているところが少ないので、こういうイベントがあるといい」
県内で捕獲される年間5万頭以上のイノシシとシカのうち、食用に加工されるのはおよそ5パーセントにとどまっているということです。
(県・農村振興課 四宮守人課長)「せっかくいただいた命なので、有効活用するという意味でもジビエの振興は必要」
県は、来月17日から1か月、県内の飲食店20店舗で、ジビエを使った丼などを提供する「かごしまジビエーる丼フェア」も開催する予定です。