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九州北部地方に【暴風雪と大雪に関する気象情報】発表 落雷と降ひょうにも注意 18日(水)~19日(木)雨と雪&風のシミュレーション

MBC南日本放送 2024年12月18日 14時23分

九州北部地方に【暴風雪と大雪に関する気象情報】発表

福岡管区気象台より『暴風雪と大雪に関する気象情報』が発表されましたので
本文を掲載します。なお、福岡県には《暴風雪警報》が発表される見込みです。

【本文】
対馬海峡では、18日夜遅くから19日明け方にかけて雪を伴った暴風に警戒してください。九州北部地方の山地を中心に、19日未明から朝にかけて大雪に注意してください。

[気象概況]
 九州北部地方では、19日朝にかけて上空約5500m付近に平年より10度以上低い、氷点下33度以下の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込みです。
 このため対馬海峡では、18日夜遅くから19日明け方にかけて、雪を伴った北よりの非常に強い風が吹き、しけとなる見込みです。九州北部地方では、19日未明から朝にかけて山地を中心に大雪となるおそれがあります。
 また、大気の状態が非常に不安定となるため、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうのおそれもあります。

[風の予想]
18日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  対馬海峡 20メートル (30メートル)
19日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  対馬海峡 20メートル (30メートル)

[波の予想]
18日に予想される波の高さ
  対馬海峡 4メートル
19日に予想される波の高さ
  対馬海峡 5メートル

[雪の予想]
18日12時から19日12時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
  山口県山地 20センチ
  福岡県山地  5センチ
  佐賀県山地  5センチ
  大分県山地  5センチ
  熊本県山地  3センチ
  山口県平地  7センチ
  福岡県平地  1センチ
  佐賀県平地  1センチ
  大分県平地  1センチ
(山地は標高200メートルを超える地域)

[防災事項]
 雪を伴った暴風に警戒してください。
 積雪や路面凍結による交通障害、農作物や農業施設の管理、雪による視程障害、電線や樹木等への着雪に注意してください。
 落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
 発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

[補足事項]
 今後発表する警報、注意報、気象情報などに留意してください。

19日(木)の予想天気図を見ると・・・

等圧線(赤丸で囲った部分)が、西高東低の冬型の時に、
よく見られる《縦じま》ではなく《斜め》になります。そのため、
   風向きが《縦じま》の時 → 《北西》 ですが
       《斜め》の時 →《北~北東》 に変わる見込みです。
日本海で発生した雪雲や雨雲が、福岡県や大分県に流れ込みやすい状況です。

雨と雪&風のシミュレーション《18日(水)午後3時~19日(木)午後3時》

シミュレーションは画像でご覧いただけます。画像の見方は、
『白』=『雪』/『水色』=『みぞれ(雨と雪が混ざったもの)』/『青』=『雨』の予想です。
19日(木)明け方以降、雪の予想範囲が広がります。また、赤や紫の矢印は風の強さを表しています。

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