小さい子どもを育てている方の中には「イヤイヤ期」に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。「イヤイヤ期」と上手に付き合う方法を知ってもらう講座が鹿児島市で開かれました。
(鹿児島純心女子短期大学 森木朋佳准教授)「自分が望むことを外に出してみて『いいよ』とか『だめだよ』と言われる。その経験が大事と言われている」
発達心理学が専門の鹿児島純心女子短期大学の森木朋佳准教授の講座には1歳から2歳の子どもとその母親6組が参加しました。
「イヤイヤ期」は一般的に自己主張が強くなる1歳半ごろから3歳ごろまでと言われていて、他人と関わっていく基礎をつくる時期ともいわれています。
森木准教授は「時間や心に余裕を持つことが大事」とコツを伝えました。
(鹿児島純心女子短期大学 森木朋佳准教授)「予定を組むときはゆるやかに、優先順位をつける、全部やろうとしない」
(1歳1か月児の育児中)「どういう心構えをしていけばいいかわかった。深く考えずに見守っていけばいい、肩の力が抜ける言葉があった」
「イヤイヤ期」は成長の過程で大切な時期と理解し、「いつか終わる」その日まで上手に付き合っていくことが大切です。