JR川内駅近くで起きた貨物列車の脱線事故で、JR九州は運転の再開について「年内に間に合うか分からない」との見方を示しました。
この事故は今月12日、JR川内駅のホーム近くで、貨物列車の前方3両が脱線したものです。
JR九州によりますと、線路に残っていた機関車と貨物列車を昨夜までに現場から撤去しました。しかし、線路の損傷が激しく、事故から1週間以上経った今も、依然、運転再開のめどは立っていないということです。
Q.(運転再開は)年内年明けかは?
(JR九州 海老原毅・鹿児島支社長)「今はそこも申し上げらない」
事故の影響で川内駅と隈之城駅の間は運転を見合わせています。JR九州は代替バスの運行と、川内と鹿児島中央の間で九州新幹線による代替輸送を運転再開まで継続するとしています。