置き配や注文翌日の商品受け取りがより利用しやすくなりそうです。
インターネット通販大手アマゾンが独自の配送拠点を鹿児島市につくり、20日、報道関係者に公開されました。
鹿児島市南栄に作られたアマゾンの新たな配送拠点「鹿児島デリバリーステーション」。
注文を受けた商品を全国から集めて配送するアマゾン独自の拠点で、九州では6か所目、鹿児島では初めててです。延床面積はおよそ5300平方メートルで、1日に数千個の商品を取り扱います。
(記者)「新たに誕生した県内初のアマゾン配送拠点。商品を載せた車が配送先に向け、出発しました」
配送エリアは、鹿児島市、日置市と姶良市のいずれも一部地域です。独自の配送拠点をつくることで、自宅の玄関前など指定した場所に商品を届(置?)ける「置き配」サービスを拡大。700万点以上の商品が注文した翌日までに受け取れるようになったとしています。
(アマゾンジャパン配送業務部門 辻高孝さん)「サービスを鹿児島の客に提供することで生活の一助になり、たくさんの笑顔を届けたい」
商品を届けるのは、大手の配送業者だけではありません。「AmazonFlex」と呼ばれる配送を委託された個人事業主のドライバーです。一定の条件を満たせば誰でも働くことができ、好きな時間に働けるのもメリットだといいます。
介護や育児を両立しながら配送業務をしている鹿児島市の女性は…。
(配送ドライバー 知識佳穂理さん・35)「自分のライフスタイルに合った自由な働き方を今後もしていきたい」
アマゾンジャパンは、鹿児島の新たな配送拠点で、仕分けなどの作業員や配送ドライバーを含めて200以上の働く機会を提供したいとしています。