きょう21日は1年で昼の時間が最も短いとされる二十四節気のひとつ冬至です。鹿児島市の銭湯では、ボンタン風呂が提供されました。
(記者)「こちらの銭湯では柑橘の爽やかな香りが漂っている」
創業107年、鹿児島市の温泉錦湯です。毎年、冬至にあわせて阿久根市や日置市の生産者からボンタンやユズを仕入れていて、21日と22日であわせてボンタン400個、ユズ200個、レモン50個を湯船に入れます。
ボンタン風呂は店主の岩切純也さんが「お客さんが笑顔になってほしい」との思いを込めて、20年以上続けています。入浴客はボンタンの香りを楽しみながら体を温めていました。
(入浴客)
「うれしいですよね。肌がつるつるしている」
「すごくいい気持ち。知らないで来た。すごく満足」
温泉錦湯は深夜1時までの営業で、ボンタン風呂は22日までです。また年明け元日と2日にも行われます。