桜島で23日朝、爆発があり、噴煙が火口から3400メートルの高さまで上がりました。
桜島の南岳で23日午前7時29分に爆発があり、噴煙が火口から3400メートルの高さまで上がりました。桜島の爆発は今年41回目で、噴煙が3000メートルを超えるのは10月18日の4000メートル以来です。
噴煙は南東方向に流れ、桜島や垂水市でやや多量の降灰があったほか、鹿屋市でも灰が道路にうっすらと積もり、車の灰を洗い流す住民もいました。
(鹿屋市民)「きょうは(降灰が)ちょっと多い。目が痛かった」
(鹿屋市民)「久しぶりあんな大きな灰。年末で掃除をしたばっかりだった。また掃除が待っている。残念」
桜島では噴火警戒レベル3の入山規制が継続しており、気象台は火口からおおむね2キロの範囲で、弾道を描いて飛ぶ大きな噴石や火砕流に警戒を呼びかけています。