きょう12月24日はクリスマスイブです。鹿児島市の洋菓子店では、物価高のなかでもクリスマスケーキを買い求める客でにぎわっています。
鹿児島市の洋菓子店、アンテレサントミルフィユです。24日と25日の2日間で、およそ3000個のクリスマスケーキを準備していますが、物価高の影響がケーキにも及んでいるようです。
材料の卵や生クリーム、イチゴなどが軒並み値上がりしていて、店ではケーキの価格自体も去年にくらべ1割以上の値上げを余儀なくされました。
(アンテレサントミルフィユ 渥美真莉亜店長)「素材の中でもイチゴが今年はとても値上がりしている。やっぱり心苦しいのと、年に1度のイベントなので、みなさんに買いやすい価格で購入してもらいたい思いはある」
値上げはありますが、店内は次から次にケーキを買い求める客が訪れ、にぎわっていました。
(男性)「(Q.誰と食べる?)妻と二人で」
(子ども)「(Q.きょうはサンタさん来そう?)多分。(Q.いい子にしていた?)うん」
(保護者)「高かったが仕方ない。1年に1回のイベントなので2個買った。クリスマスくらい(楽しみたい)」
クリスマスにも押し寄せる物価高の波。それでもケーキ店では、年に一度のイベントに笑顔があふれていました。