大隅半島では25日夜、住宅火災が相次ぎ1人が死亡、2人が搬送されました。
曽於警察署によりますと曽於市末吉町岩崎の住民から25日午後11時ごろ「近所の家が燃えている。火柱が立っているようだ」と119番通報がありました。
火はおよそ1時間半後に消し止められましたが阿多京子さん(71)の木造平屋の住宅1棟が全焼しました。
阿多さんは40代の息子と2人暮らしで、息子が頬にやけどを負ったほか、阿多さんも煙を吸って病院に搬送されました。2人とも命に別状はないということです。警察と消防で火事の原因を調べています。
また、南大隅町佐多辺塚では25日夕方、萩平ハツ子さん(88)の住宅が全焼し、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。
萩平さんは1人暮らしで現在連絡が取れていません。警察が身元の確認を進めています。