鹿児島市天文館の「エンパイヤビル」跡地に、東京の「ドーミーイン」ブランドのホテルが建設されることになりました。
(記者)「飲食店が集まる天文館文化通りから1つ通りを入ったところに空き地があります。ここに、新しいホテルがオープンします」
ビジネスホテル「ドーミーイン」の建設が予定されているのは、鹿児島市千日町の天文館公園近くです。
2007年まで“夜の社交場”として親しまれた「エンパイヤビル」があった場所で、その後パチンコ店が営業していました。
ドーミーインを運営する東京の共立メンテナンスによりますと、今年5月に土地を取得し、「ドーミーイン」の和風ブランドのホテルを計画しているということです。敷地面積はおよそ1500平方メートルで、ホテルの規模や開業時期などは「計画中で回答できない」としています。
共立メンテナンスのホテルは県内3か所目で、天文館周辺では、2012年に開業した西千石町の「ドーミーイン鹿児島」に続き、2か所目です。
天文館の飲食店などでつくる協議会は、インバウンド客の滞在時間の増加につながると期待します。
(天文館連絡協議会 牧野田栄一会長)「大きな経済効果が出ると期待。滞在時間をいかに楽しく過ごしてもらうか、仕組みを官民で考える必要がある」
天文館周辺では、2年前にセンテラス天文館にダイワロイネットホテル、今月も新たなホテルチェーンが進出するなど、ホテルの開業が相次いでいます。