鹿児島県大崎町で30日夜、火事があり、住宅2棟が全焼しました。
志布志警察署によりますと、30日午後8時すぎ、大崎町永吉の前迫幸一さん(65)の住宅で「台所付近から火が出て燃えている」と、前迫さんの妻から消防に通報がありました。
火はおよそ2時間後に消し止められましたが、この火事で、前迫さんの木造平屋の住宅1棟と、隣接する娘家族が住む2階建ての住宅1棟あわせて225平方メートルが全焼しました。
前迫さんは妻と2人暮らしで、前迫さんは逃げ出す際に煙を吸ったものの、命に別状はないということです。娘家族にけがなどはありませんでした。
警察は31日、現場を実況見分し、火事の原因を調べることにしています。
消火活動のため、現場近くの国道220号は、およそ2時間半通行止めとなりました。
大崎町では29日夜も火事があり、菱田で住宅と空き家あわせて2棟が全焼しました。