鹿児島県薩摩川内市の下甑島で、大みそかの12月31日、地元に伝わるしつけの神様「トシドン」が子どもたちの家を回りました。
(トシドン)「きょーらっと」
下甑島では大みそかの夜に、しつけの神様「トシドン」が子どもたちがいる家を回ります。
(トシドン)「ちゃんとせよ、これからも。お父さんとお母さんの言うことを聞けよ」
下甑町手打に住む山下憲一さんの家では、6歳と3歳のきょうだいのもとをトシドンが訪れ、親との約束を守るよう2人を叱った後に、大きな餅をあげました。
Q.怖かった?「……(無言でうなずく子どもたち)」
甑島のトシドンはユネスコの無形文化遺産に登録されていて、県外から見に訪れた人もいました。
撮影は、MBCふるさと特派員・藏野量夫さんでした。