霧島市の養鶏場で先月、高病原性鳥インフルエンザが確認され、およそ9万羽が殺処分されました。その後、異常は確認されず、鹿児島県は周辺3キロから10キロの搬出制限区域をきょう3日正午に解除しました。
霧島市福山町の肉用の養鶏場では先月19日、高病原性鳥インフルエンザに感染したニワトリが見つかり、この農場のおよそ9万羽が殺処分されました。
県は農場から半径3キロを移動制限区域、3キロから10キロを搬出制限区域としていましたが、移動制限区域内のすべての農場と搬出制限区域から抽出した8つの農場で行った検査で異常がなかったことから、きょう3日正午に搬出制限区域を解除しました。
これを受けて、これまでの搬出制限区域はニワトリや卵の持ち出し制限はないが監視を強化する監視強化区域となります。
今後、異常が確認されなければ今月14日午前0時に移動制限区域、21日に監視強化区域が解除される予定です。