1月2日、今年の干支「ヘビ」のように長く伸びる雲が鹿児島県内の各地でみられました。驚いて撮影した方も多かったようです。
(曽於市・小牟禮翼さん)画面左から画面右へ見渡す先まで長く伸びる雲…。1月2日に曽於市で撮影された写真です。
こちらは指宿市。開聞岳から大隅半島までまっすぐに伸びています。
(大迫直樹さん)「手前はきれいに晴れて、南の方は一直線に雲がかかって、なかなか見ない現象だなと、不思議に思いました」
霧島市から鹿屋市方面に向かっていた女性は、移動中ずっと、長い雲が続いていたといいます。
(前田美樹さん)「牧之原からずっと、鹿屋に行っても鹿児島に行ってもずっと見えてました」
今回の雲は、宇宙から気象衛星ひまわりもとらえていました。九州付近にあるジェット気流の南側にそって、湿った空気が北上。その境目が県本土上空にくっきりと確認できます。このため各地で長く伸びる雲が見られました。
(鎌田泰代さん)「干支にちなんだ雲を見られた気がして、今年一年みんなが幸せで元気で過ごせるといいなと」
今年の干支の「ヘビ」のように長く伸びる雲…。撮影した人たちからは「どこまでも続く雲のように幸せがいつまでも続きますように」との声がきかれました。