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各地で正月行事「鬼火たき」 肝付「ドヤドヤサー」 屋久島「弓矢で鬼退治」

MBC南日本放送 2025年1月7日 19時28分

鹿児島県内の各地では、正月の伝統行事「鬼火たき」が行われ、豊作や無病息災を願いました。

肝付町内之浦では「ドヤドヤサー」と呼ばれています。砂浜に高さ15メートルの竹を束ねた柱が立てられました。

柱からは12本の縄が伸びていて、火がつけられると、参加者たちは自分が生まれた月の縄を引き合いました。そして柱が倒れると、縁起がいいとされる飾りなどを奪い合いました。

(子ども)「楽しかった。(小学校では)勉強がんばりたい」

(子ども)「楽しかった」
(父親)「健康で元気に育ってほしい」

屋久島の春牧集落ではやぐらの上に、子どもたちが描いた鬼の絵が据え付けられました。そして年男・年女の子どもたちが、弓で鬼を退治すると、やぐらに火がつけられました。

集落の人々は笹と木の枝を火で焼いて、魔除けとして家に持ち帰ります。

(住民)「これだけ燃えれば十分でしょ。玄関の横に飾る」

鬼火たきのあとは、温かいぜんざいが振る舞われ、みんなで食べました。

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