去年10月から欠航が続いている「フェリー屋久島2」が、3月にも運航を再開する見込みであることが分かりました。
運航する折田汽船によりますと、「フェリー屋久島2」は、去年10月、鹿児島港での定期点検で、エンジンの回転を落とす「減速機」と、エンジンの接続部分にある部品に不具合が見つかったということです。
国内に部品の在庫がないことなどから運航再開のめどが立っていませんでしたが、海外の部品メーカーから「3月25日ごろ納品できる」と回答があり、3月中の運航再開を目指して調整を進めているということです。
「フェリー屋久島2」の欠航に伴い、いわさきグループの貨物フェリー「ぶーげんびりあ」が、現在、屋久島へ週3回の臨時運航を続けていて、屋久島町は「運航再開まで臨時運航の継続を調整していく」としています。