日が暮れるのが早いこの時期、気をつけないといけないのが交通事故です。去年、県内で起きた事故で亡くなった人は53人に上り、7年ぶりに増加しました。
県警によりますと、去年1年間に県内で起きた交通事故は2871件で、死者数は前の年より13人多い53人でした。死者数が前年を上回ったのは、7年ぶりで、亡くなった人の6割が、65歳以上の高齢者だということです。
また、人口10万人あたりの死者数は3.42人となり、全国では9番目に多くなりました。
県警交通企画課の森山英明理事官は「車を運転する人は、緊張感や思いやり、ゆとりをもって運転してほしい。歩行者も道路を横断する時は横断歩道を渡るよう心がけてほしい」としています。