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山地5センチ、平地1センチ積雪か“今季最強の寒気”今後どうなる?【気象予報士解説】 鹿児島

MBC南日本放送 2025年1月9日 19時22分

平地でも雪が積もるおそれが出ています。今後の詳しい見通しについて、大山気象予報士の解説です。

鹿児島市の今の気温は5.8度と寒くなっています。10日の未明から明け方にかけて、薩摩地方の山地を中心に大雪のおそれがあります。

では、雪の予想です。10日夕方までに降る雪の量は多いところで、薩摩地方の山地で5センチ、平地で1センチです。雪が積もったり、路面が凍結して滑りやすくなるかもしれません。

また、雪を伴った強い風が吹いて見通しが悪くなるおそれがあります。車の運転など気をつけてください。そして、農作物や農業施設の管理にも注意をしてください。

上空の寒気の予想です。上空およそ1500メートルでマイナス6度以下は平地で雪の降る目安となる強い寒気です。9日午後9時からの予想では、寒気が南下してきます。10日は薩摩大隅地方の上空にマイナス9度以下の強い寒気が流れ込んできます。

こちらはこの冬最も強い寒気です。10日午前3時からの予想では、マイナス9度の線は日中はだんだん北上していきますが、マイナス6度の線は種子島・屋久島地方付近です。

10日朝9時の予想天気図を見てみますと、日本付近は西に高気圧、東に低気圧、西高東低の強い冬型の気圧配置です。北寄りの風が強く厳しい寒さとなりそうです。

では雨と雪の予想です。白は雪、水色はみぞれ、青は雨です。9日午後9時から10日未明にかけて、薩摩地方を中心に雪が予想されています。10日の日中は雪や雨は止みそうです。

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