山形屋グループの事業再生計画を巡り、新たな動きです。スーパーの山形屋ストアが来月、鹿児島市内の1店舗を閉店し、敷地を売却する方針であることが分かりました。
閉店が決まったのは、鹿児島市にある山形屋ストア西皇徳寺店です。
山形屋ストアによりますと、西皇徳寺店は生鮮食品などを主に扱い、閉店の理由については「採算はとれていたものの、建物が40年近く経ち、老朽化していたことから、閉店を決めた」としています。
閉店は、山形屋グループが進めている事業再生計画の一環です。来月24日で閉店し、店の敷地を売却する方針ですが、売却先などは未定で、従業員20人は同じ皇徳寺台エリアにある山形屋ショッピングプラザ皇徳寺店などでの雇用を検討しています。
(買い物客50代)「発表があってびっくりした。代わりがあればいいけど、この辺は店が少ないから不便になる」
(買い物客70代)「困る人が多くなる。車を持っている人は影響ないかもしれないが、ない人にはやっぱり」
(買い物客70代)「我が家の台所。(エリア内に)ショッピングプラザがあるが、とてもじゃないけど買い物をして上がってこられる距離じゃない。これから買い物難民になるのかな」
山形屋ストアは、西皇徳寺店と同じ日に、宮崎の1店舗も閉店を予定していて、これにより、店舗数はあわせて20店舗になります。