鹿児島県内で今シーズン3例目の高病原性鳥インフルエンザの疑い事例が確認された霧島市の養鶏場で、県は9日午後、消毒などの防疫措置を完了したと発表しました。
霧島市福山町の肉用の養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザの疑い事例が確認され、県は8日、およそ12万羽すべての殺処分を終えました。県は引き続き、農場内の消毒や清掃などの防疫措置を行っていましたが、9日午後4時に完了したということです。
県は今月20日、発生農場から3キロから10キロ圏内にある56の農場を対象に搬出制限区域解除検査を行い、異常がなければその日のうちにニワトリや卵の搬出制限を解除します。また、半径3キロ圏内にある9の農場を対象に清浄性確認検査を行い、異常がなければ今月31日に移動制限を解除します。
高病原性の疑いが確認されたのは県内今シーズン3例目です。