引き続き大雪 気象庁が警戒よびかけ
気象庁によると、日本付近は、10日は強い冬型の気圧配置が続き、北日本や東日本の上空約5500メートルには、引き続き氷点下30度以下の強い寒気が流れ込む見込みです。11日にかけて、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となるでしょう。
画像で掲載している雪シミュレーションでは、12日から13日にかけて東京など関東で雪か冷たい雨となる可能性があります。12日には、九州、四国、近畿、東海など太平洋側でも雪が予想されています。シミュレーションでは、15日ごろにも九州から北海道の広い範囲で雪となる可能性があります。15日までの雪シミュレーションは画像で掲載しています。
気象庁 雪の予想
▼10日6時から11日6時までに予想される24時間降雪量
北海道地方 40センチ
東北地方 60センチ
関東甲信地方 50センチ
北陸地方 60センチ
東海地方 50センチ
近畿地方 60センチ
中国地方 60センチ
四国地方 15センチ
九州北部地方 10センチ
▼その後、11日6時から12日6時までに予想される24時間降雪量
東北地方 20センチ
北陸地方 40センチ
近畿地方 20センチ
中国地方 15センチ
気象庁 風と波の予想
▼10日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
北海道地方 20メートル (35メートル)
東北地方 20メートル (30メートル)
▼10日に予想される波の高さ
東北地方 6メートル
北陸地方 6メートル うねりを伴う
近畿地方 6メートル うねりを伴う
気象庁の防災事項
気象庁は、大雪による交通障害に警戒し、着雪やなだれに注意を呼びかけています。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。気象庁は「冬型の気圧配置や寒気が予想よりも強まった場合は、暴風雪や警報級の大雪、高波となる地域が広がる可能性がある」としています。
雪シミュレーション 12日から13日にかけて東京などで雪か 15日は九州~北海道の広い範囲で雪の可能性
画像で掲載している12日(日)から13日(月)の雪シミュレーションでは、12日昼過ぎごろから九州、中国、四国、近畿の山地を中心に雪となる予想です。夜から13日にかけて東海、関東で雪となる予想です。東京でも12日夜から13日未明となる可能性があります。
14日(火)雪シミュレーションでは、北陸や東北、北海道を中心に雪や雨となりそうです。
15日(水)雪シミュレーションでは、東海、北陸、東北、北海道で未明からとなり、日中は九州、中国、四国、東海など広い範囲で雪となる可能性があります。
関東の雪シミュレーション(拡大)は画像で掲載しています。