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「上手に打てないところが楽しい」 伝統的な正月遊び「破魔投げ」大会 鹿児島

MBC南日本放送 2025年1月13日 11時58分

鹿児島に伝わる正月遊び「破魔投げ」の大会が13日、鹿児島市で開かれました。

「破魔投げ」は、およそ800年前から伝わる鹿児島の正月遊びです。

大会は、保存会が毎年成人の日に開催していて、子どもからお年寄りまで、およそ150人が参加し今年は初めて武岡台高校の女子ホッケー部も参加しました。

参加者は、1チーム5人に分かれて向き合い、木を輪切りにした直径5センチほどの「破魔」を相手陣地にめがけてホッケーのスティックのような木の棒で打ち合って得点を競いました。

(武岡台高校 女子ホッケー部員)
「楽しかったです。木の棒はいろんな形があって難しいと思った」

(毎年参加 60代)
「なかなか当たらない。上手に打てないところが楽しい」

(鹿児島市破魔投げ保存会 竹下建夫会長)
「繋いでいくことが伝統行事のひとつの目的だと思っているので、ぜひ延々と脈々と続いてほしい」

予測が難しい「破魔」の動きに苦戦しながらも参加者は笑顔で楽しんでいました。

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