鹿児島に伝わる正月遊び「破魔投げ」の大会が13日、鹿児島市で開かれました。
「破魔投げ」は、およそ800年前から伝わる鹿児島の正月遊びです。
大会は、保存会が毎年成人の日に開催していて、子どもからお年寄りまで、およそ150人が参加し今年は初めて武岡台高校の女子ホッケー部も参加しました。
参加者は、1チーム5人に分かれて向き合い、木を輪切りにした直径5センチほどの「破魔」を相手陣地にめがけてホッケーのスティックのような木の棒で打ち合って得点を競いました。
(武岡台高校 女子ホッケー部員)
「楽しかったです。木の棒はいろんな形があって難しいと思った」
(毎年参加 60代)
「なかなか当たらない。上手に打てないところが楽しい」
(鹿児島市破魔投げ保存会 竹下建夫会長)
「繋いでいくことが伝統行事のひとつの目的だと思っているので、ぜひ延々と脈々と続いてほしい」
予測が難しい「破魔」の動きに苦戦しながらも参加者は笑顔で楽しんでいました。